外国人がマイナンバーカードを持つ際の注意点
何かとニュースになることが多いマイナンバーカードですが、
外国人の方にとっても気になる点は多いと思います。
今回は外国人特有のマイナンバーカードの注意点について解説します。
そもそも外国人でもマイナンバーカードは取得できる?
日本に住んでいる外国人であれば全員漏れなくマイナンバーカードを取得することができます。
(旅行で来た外国人は申請できません)
日本に住み始めた外国人には住民票を取得してから2~3週間でマイナンバーカードの通知が届くようになっています。
マイナンバーカードの申請は日本人と同じ手続きです。
スマートフォンやパソコン、証明写真機、郵便でも申請可能です。
外国人特有の注意点(在留期限の問題)
マイナンバーカードには10年間という有効期限があります。
これは日本人も同様です。(まだ始まったばかりなので更新した人はいないと思いますが。)
しかし外国人の場合には「在留期限」というものがあります。
これはそれぞれの外国人の在留資格に応じていつまで日本に在留できるかという期限が定められています。
(この在留期間は期限が来ても「在留期間更新許可申請」を行い許可がもらえれば延長することができます。)
そのためマイナンバーカードも在留期限と対応しており、
在留期間を更新した場合は新たにマイナンバーカードも更新する必要があります。
この更新をしない場合はマイナンバーカードの期限が切れてしまい、マイナンバーカードが使えない状態になってしまいます。
そのため在留期間を更新した際には、忘れずにマイナンバーカードの更新をすることが必要です。
日本を離れてもマイナンバーは変わらない
日本に住んでいた外国人が一度母国に帰国して数年間過ごし、再び日本に来て生活することもあるかと思います。
そういった場合でもマイナンバーは以前の番号と変わりません。
日本人でも同じですが、マイナンバーは原則生涯同じ番号を使用することになります。
基本的には日本人と同じようにマイナンバーカードを取得できる!
外国人であっても日本人と同じようにマイナンバーカードを持つことはできます。
また注意点に関してもきちんと手続きさえすれば問題ありません。
マイナンバーカードは本人確認や健康保険証としても使用できます。
住民票や印鑑証明書をコンビニ等で取得することもできますし、
在留諸申請についてもオンラインで申請することが可能になります。
「外国人だから・・」という理由でマイナンバーカードの取得を躊躇うことはないので
興味がある方はぜひ申請してみてください。
ご不明な点等がある方はぜひご相談ください。
当事務所ではマイナンバーカードの申請もサポート致します。
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