在留資格「技能」とは

「技能」は主に外国人シェフが取得する在留資格です。
日本には多くの外国料理レストランがあり、近年ではインド料理やエスニック料理のお店も増えてきています。
そうしたレストランで外国人が働くために取得するのが「技能」の在留資格です。

「技能」の要件

「技能」の取得に際して最大のポイントは「実務経験」です。
基本的にシェフとして働く場合には「10年間の実務経験」が必要となります。
(調理の専門学校等に通っていた場合は、その期間も実務経験に含めることができます。)
海外のレストランで働いていた場合は、その期間の在職証明書を働いてレストランに発行してもらいます。

いかにして「10年間の実務経験を入管に証明するか」が最も重要な点となります。

レストランが準備するもの

「技能」の申請にあたっては、レストラン側も必ず準備しなければならない書類があります。
必要書類はレストランの規模等によって異なり、規模が大きいほど必要な書類も少なくなります。

書類で証明していく内容としては
・レストランの継続性、安定性
・外国人が行う業務内容の必要性
・外国人と日本人の賃金に差がないか
などが主なポイントとなります。

場合によっては役所から書類を取り寄せるだけではなく、自ら書類を作成して提出することもあります。

当事務所での手続きの流れ

外国人の採用決定
在留資格の申請は外国人の採用が決まってからスタートします。
但し、その外国人で在留資格が取れるか不安な場合は採用前にぜひご相談ください。
手続き相談・見積り
外国人様や会社様の情報を頂いて、手続きの方向性を確認後、見積もりをご提示します。
見積もりをご了承いただき、着手金をご入金いただいた後、当事務所の業務を開始します。
必要書類の入手・書類作成
外国人様や会社様に書類をご準備いただき、その書類を基に当事務所で入管への提出書類を作成します。
入管へ申請
準備が揃い次第、入管へ申請します。特別な場合を除き当事務所で申請を行いますので、外国人様や会社様が入管に出向く必要はありません。
申請許可・新しい在留カードを取得
申請内容に問題がなければ入管から許可通知が届きます。(どれくらいの期間がかかるかは申請内容によって異なります。)
新しい在留カードを受け取り、申請が完了となります。

申請完了

要件や必要書類など、より詳細な情報をご希望される方は、ぜひ一度当事務所へお問い合わせください。

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